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リスクフリー化粧品を世界中の女性へ|株式会社ベルクール研究所|終わりなき探求の道

化粧品製造30年の実績|株式会社ベル・クール研究所

ラボ併設の株式会社ベルクール研究所

30年以上に渡ってオーガニック化粧品や、オーダー化粧品の研究開発を行ってきた同社は、小ロットからでもOEM受注を行っているラボ併設の製造メーカーだ。同社が小ロットでも生産を行うことには訳がある。それは、化粧品とは本来「生モノ」であり、新鮮な状態で肌に触れることを想定して作るべきであるからだ。今でこそ防腐剤であるパラベンフリーの化粧品が増えてきているが、30年以上前からオーガニック化粧品の開発・製造を行ってきた会社は少ないのではないだろうか。今回は、専務取締役の柴田宏洋さんにベルクール研究所が取り組む化粧品作りについてお話を伺ってきた。

ベル・クール研究所の思い

編集者荒木:ベル・クール研究所は、何故オーガニック化粧品にこだわっているのでしょうか。

柴田専務: 1977年頃「 女子顔面黒皮症 」と言う化粧品被害が問題化していました。当時サプリメントの研究をしていた創業者柴田昌之が 「人の肌に使用するものは、絶対に安全なものでなければならない」、「きれいになるホンモノの化粧品を社会に提供しなければならない」、「私利私欲だけではいけない」と強い思いを胸に秘め、研究・開発を続けた結果たどり着いたのがオーガニック化粧品でした。

株式会社ベル・クール研究所
専務取締役 柴田 宏洋さん

編集者荒木:オーガニック化粧品ということは、天然の素材を使った化粧品という事なんでしょうか。

柴田専務:はい。私たちが取り組んでいるオーガニック化粧品は、 お肌に悪い合成防腐剤・抗酸化剤・香料を一切使用しません。その代わりに自然からとれる植物性・鉱物性の天然防腐剤を使います。防腐期間は短いのですがお肌にやさしい安全な化粧品を作る事が出来ます。

化粧品OEMだけではなく、プライベートブランドの開発・販売も行う

素材・成分の研究・発掘がオーガニック化粧品の基礎

編集者荒木:貴社では「 in-cosmetics Asia 2019 」に参加されるなど、研究・開発のみならず、業界内での情報共有に力を入れてらっしゃいますね。今注目されている素材や原料はどのようなものがありますか。

柴田専務:現在弊社では、主に微生物に注目しています。「 デイノコッカス属 ザファースト」「アステロモナス発酵エキス」などです。

編集者荒木:それぞれどんな成分なのでしょうか。また、どんな化粧品に利用できるのでしょうか。

柴田専務:まず「ディノコッカス属 ザファースト」ですが、1950年代にアメリカで発見された微生物です。紫外線や酸化ストレスなどの極限状態に耐えることができ、強力なUV照射により生じた活性酸素(ROS)が引き起こすDNAの損傷を修復する特別な能力を備えています。 アンチエイジング製品やDNA修復効果を狙った医薬品に利用することが期待されています。

「ディノコッカス属 ザファースト」
抗炎症や抗酸化、抗シワの他に抗ブルーライト、ホワイトニング等の効果が期待され る

編集者荒木:アンチエイジングに繋がる成分は、業界内でも注目度が高そうですね。

柴田専務:はい。サロン様からのOEM受注の問い合わせも増えています。
次に「アステロモナス発酵エキス」ですが、 メキシコ沖深海2,600mに生息するアルテロモナスマクレオディという微生物から新規多糖「ディープサン」という成分が抽出でき、この成分は皮膚を守る高い能力、そして修復する能力を持っています。皮膚免疫の主役であるICAM-1の発現阻害により、過剰な炎症反応を抑え、表皮、真皮へのダメージを防ぐ効果が期待できます。

「アステロモナス発酵エキス」
シミの定着、肌色のくすみの改善に効果が 期待できる。

編集者荒木:ちょっと難しすぎて理解が及ばないんですが、どのような化粧品に利用できるのでしょうか。

柴田専務:シミの定着、肌色のくすみに対して症状改善の効果が期待できると共に、肌への刺激を緩和し、健康で丈夫な状態へ導いてくれますので、様々な化粧品に利用可能です。

魅力的な成分・原料小規模ロットから大規模ロットまで

編集者荒木:御社では、数十本単位の小ロットから化粧品OEMを生産しているそうですが、他社では最低でも数百本単位での生産ですよね。なぜ小ロットからでも製造を請け負っているのでしょうか。

柴田専務:我々は化粧品は「生モノ」であると考えています。そして、防腐期間が短い天然由来の防腐剤しか使いません。ですから、どうしても製造から消費までのタイムリミットが短くなってしまいます。
つまり、消費期限が短い製品を大量生産してしまうと、化粧品販売元に大きな負担となってしますのです。より良い化粧品を消費者の皆様にお届けするためには、需要に合わせて細かく供給を行っていく必要があると考えています。

製造にあたり様々なテストを行い品質管理をしている。

編集者荒木:小ロット生産を実現することで、常にフレッシュな化粧品を供給しているわけですね。

柴田専務:良い製品は口コミで人気が広まり、一気に受注ロットが増える事も多いです。弊社では、小ロットの生産は研究員の手作りで製造し、大規模なロットでの生産は工場の機械で製造して、受注ロットにより幅広い生産体制を整えています。

小規模ロットから大規模ロットまで様々な受注に対応している。

編集者荒木:小規模から依頼できるのであれば、サロンさん独自の処方箋でプレイべートブランドの展開もできそうですね。

柴田専務:プライベートブランドからスタートし、今では100店舗以上に卸されているサロンさんもいらっしゃいますし、化粧品企画会社さんが他社で製造依頼していたものを、地場企業の弊社にご依頼いただいたりと幅広くお付き合いいただいています。

株式会社ベル・クール研究所でOEMを依頼したクライアントの声

世の女性が真に喜べる化粧品作りへ|終わりなき探求の道

編集者荒木:様々なニーズに対応しOEMを受注されていますが、今後の展望はどう考えてらっしゃるんでしょうか。

柴田専務:これまでは化粧品OEMに力をいれてきましたが、同時にプライベートブランドも展開していました。これからはプライベートブランドを一新し、直接消費者の皆様へ良質の化粧品を提供できるように体制を整備します。
また、基礎化粧品を中心に芸能人の皆様にもご愛顧いただいていますので、これからはメディア掲載などの発信にも力を入れていきたいと考えています。

編集者荒木:芸能人も愛用している基礎化粧品は気になりますね。どのような方が使っているのでしょうか。

柴田専務:他社さんの化粧品CMにも出演されている方々なのでお名前は出せませんが、弊社ホームページの「お知らせ」にて弊社製品を使用していただいた映画などのメディア掲載情報を更新していますので、その映画に出演されている方という事だけはお伝え出来ます。

編集者荒木:来年度以降もメディア掲載情報に注目ですね。
本日は貴重なお時間を割いてご対応いただきまして、誠にありがとうございました。

柴田専務:こちらこそありがとうございます。引き続き、高品質の化粧品製造に邁進しまので、引き続きどうぞ宜しくお願いいたします。

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企業名
株式会社ベル・クール研究所
所在地
〒004-0815 北海道札幌市清田区美しが丘5条9丁目10-30
TEL:011-881-9666 FAX:011-881-5656
ホームページ https://www.belle-coeur.jp/

株式会社ベル・クール研究所のホームページを制作した会社 CYGNUS INTERNET株式会社のホームページはこちら

https://cygnus-internet.co.jp/

お問い合わせ・ホームページ制作のご依頼は、担当の荒木まで。