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プレミストドームやKitaraでの託児室運営、ベビーシッターの老舗、札幌シッターサービス

少子高齢化が進む日本において、育児支援の需要はますます高まっている。そのような中、札幌で長年にわたりベビーシッターサービスを提供してきたのが、「株式会社札幌シッターサービス」だ。創業の経緯や事業内容、そして今後の展望について取材した。

創業の歴史、親子二代で続くシッターサービス

札幌シッターサービスの起源は1976年に遡る。当時、代表の父が有限会社を創業する。1990年頃から代表の母が個人事業としてベビーシッターサービス事業を展開していく。イベント託児の需要もあり、「有限会社札幌ベビーシッター」として事業を発展させた。

代表自身も学生時代からシッターサービスに関わり、学生時代はシッターと共にイベント託児に出向くなど、事業に関わってきた。卒業後は看護師として大学病院、精神科病院に勤務する。その間も母の代から続く事業を支えながら、ベビーシッター事業の仕事に興味を持ち、40代半ばで母から会社を引き継ぐ形で現在に至る。

拡大するベビーシッター事業。企業などからの委託で託児運営も

札幌シッターサービスの事業は、個人宅へのベビーシッターだけでなくイベント託児や企業との業務委託サービスなど多岐にわたる。イベント託児においては、大和ハウスプレミストドームや札幌コンサートホールKitara、札幌文化芸術劇場hitaruなど、札幌市にある複数のコンサートホールで託児運営を委託されている。

現在の事業の柱となっているのは、保育園などへの人材紹介サービスだ。コロナ後、需要が増加し、今後もますます拡大が見込まれる。

また、法人としての強みは有資格者のシッターが300名以上在籍していることだ。在籍人数が多いためシッターの手配に多様に対応でき、他のシッターサービス会社との違いとなっている。
また、札幌では数少ないが公益社団法人全国保育サービス協会に加盟しており、福利厚生でベビーシッター利用券を導入している企業では利用することができる。

シルバーシッター事業ー高齢化に対応した新たな取り組みー

高齢化が進む中、札幌シッターサービスではシルバーシッターサービス事業も展開している。介護保険では対応ができない、病院受診や買い物の付き添いなどに力をいれている。今後は高齢者向けにシッター付きの日帰り旅行、施設内でのメイクアップやエステの提供、さらには電話相談サービスの拡充も視野に入れている。

育児支援・高齢者支援のさらなる拡充へ

今後は、インバウンド向けのベビーシッターサービスの拡充を図るとともに、シルバーシッター事業の可能性を模索していく方針だ。札幌の育児支援・高齢者支援の未来を担う存在として、ますますの発展が期待される。

企業情報

株式会社 札幌シッターサービス
所在地:〒060-0052 札幌市中央区南2条東6丁目5-102
TEL: 011-281-0511

ホームページ:https://sapporositter.com/