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北海道の食文化を担うクワハラ食糧株式会社の挑戦
北海道の飲食業界を支えるクワハラ食糧株式会社。札幌市に拠点を構え、ホテルやレストラン、飲食店、さらにはコンビニに向けて、高品質なお米とお酒を提供している。
同社の強みは、自社で精米工場を有しており、お客様のニーズに合わせた商品製造が出来ること、また、配送を基本、自社で担うため、クライアントに合わせたきめ細やかなサービスができること。
さらに、新規で飲食店の開業を検討する事業者からは『店舗でどんなお酒を提供するか決まらない』という相談を受けることも多く、売れ筋商品や話題の業態の情報とともに、最適な飲み物を提案することも可能だ。
柔軟な対応力が取引先からの信頼を得ているクワハラ食糧だが、コロナ禍では大きな打撃を受けたという。
コロナ禍を乗り越え、さらなる事業発展への挑戦
コロナ禍での飲食店の時短営業や酒類提供の自粛により、同社の取引のおよそ4割を占めていた業務用の酒類販売が大きな影響を受けた。
今回取材に応じてくれた青木慎介専務は、『コロナ禍では、業界全体が大変な状況で、当社も例外ではなく、お酒の売上が半減し、2~3年度と2年連続の赤字決算となる厳しい時期を経験しました』と語る。
そうした中、クワハラ食糧では、コロナ禍にあっても持続的に発展していける会社づくりに向けて、社員全員からも意見をとりまとめ、「クワハラ食糧REBORN!計画」と銘打った中期3か年計画を策定し、様々な事業強化や業務の効率化、働きやすい職場づくりなどに取り組んできた。
その後、コロナの収束もあり、4年度事業は、かつてない事業成績を収めることが出来、また色々な課題が浮き彫りとなったことで、現在も継続的にその改善に取り組んでいるとのこと。
また、新たな取り組みのひとつとして、ECサイト「BASE」を開設し、お米とお酒のネット販売もスタート。インスタグラムを活用したプロモーション活動も並行して行っている。まだまだ試行的な段階とのことであるが、今後、商品の品ぞろえも充実させ、強化していきたいとのこと。

FSSC22000認証を取得する精米工場
クワハラ食糧株式会社の大きな強みのひとつが、FSSC22000の認証を取得した自社精米工場を持つこと。
FSSC22000は食品安全マネジメントシステムの中でもグローバル基準に適合したトップクラスの認証であり、同社の品質管理の徹底ぶりがうかがえる。この認証はオリンピックなどの国際的なイベントにも安心して提供できる水準を満たしている証で、同社が極めて高水準の精米を生産していることを証明している。


すすきのの飲食店を支える「ささや店」
クワハラ食糧株式会社は、すすきのエリアの飲食店向けに「ささや店」という卸販売所を運営。
営業時間は13:00〜22:00と、飲食店の仕入れ時間に合わせた設計になっており、業界のニーズに寄り添ったサービスを提供。飲食店経営者にとって頼れる存在として、すすきのの繁華街を支えている。
50年以上の歴史を未来へ
創業から今日まで50年以上にわたり、北海道の飲食業界を支えてきたクワハラ食糧株式会社。これまで築き上げた信頼と実績を活かしながら、新たな挑戦にも果敢に取り組んでいる。
今後はネット販売の拡大や新たな広報活動など、さらなる成長が期待される。北海道の美味しい食文化を支え続ける同社の今後の動向に注目したい。
アクセス情報
クワハラ食糧株式会社
所在地:北海道札幌市北区⿇⽣町7丁⽬6-12
TEL 011-717-6688
ホームページ:https://kuwahara-pro.co.jp/